というイベントが6月12日(金)の11時から15時まで、市民交流センターパルティーホール(中城町)の多目的ホールにて開催されました!
私はそこで「のぞんだ?カラー」というワークショップを実施しました。
「のぞから」が「のぞみ幼稚園」と「カラー」を混ぜたのが由来の名称であることもあり、自身の活動のキーワードに「色」があることもあり、「果たしてこれはのぞみ通りのカラーなのか?」という内容でワークショップを企画しました。
◯「のぞんだ?カラー」ワークショップ
1. まずは目隠しで紙を選びます。
わら半紙と画用紙とワトソン紙と和紙を用意しましたが、触り心地と厚さで圧倒的に和紙とワトソン紙が強かったです。
2. 画材と描く内容をくじを引きます
画材には「絵の具」「墨」「ラメ」「カラーペン」「ポスカ」「クレヨン」などがあり、なんと「水」というものまでありました。
会場風景
会場ではグッズ販売も少々させてもらいましたよ!
3. いざ、目隠しをして絵を描いていきます!
会場でも、異様な風景です。
墨で描く人の知らない間に、水をちょいちょいと加えて「茶々」を入れていきます。
皆さんが目隠しをして必死な間、私が残した「罠」にかかり、ぶわーと水の形に沿って墨が広がる様子を私は楽しみました。
このように、みなさん手探りで紙のはじっこを確認したり。
この方のお題は「コショコショ」。
沢山の色も見えません。だいたいこのへんに思う通りの色があるんじゃないか・・・など想像しながら手探りで画材を探りながら。この方のお題は「ワクワク」。
はじっこが空いていることを伝えると、頑張ってはじっこめがけてお題の「ん?え?」を描こうとしています。
これは「ドカン!」です。
私も、お題を伝える時は感情を込めて伝えます。
棒読みではなく、「ふにょおぉぉ〜ん」とか「ドカーーん!!」と言ってお伝えします。
こんな風に3席ほど用意して。紙の種類も色々なので、描き心地も様々。
お題もバラバラなので、誰も方向性を決められません。画面の中は治外法権である。
無法地帯です。
終盤で、何も描かれていない紙と「水」のくじを引いてしまった方が!
何も描かれないのも面白いですが、最後のお客さんが水だけだと寂しいなと思ったので、横から絵の具をたらして茶茶入れをしました。
私が落とした絵の具の上を通ると色がつきます。別の色にぶつかり、また色がかわります。
グラデーションのように変わっていきながら、絵の具のにじむ部分と、水の筆跡だけがしみとして残る部分とが現れました。
目隠し中の人を見るギャラリーは大笑いで見守ります。さながらスイカ割りのよう。
目隠しをとった瞬間の本人の驚き方も面白かったです。
自分がやったことだからこそ、びっくりのしかたもリアルなんだろうと思いました。
今急に気がついたのですが、表現とは「表れる」と「現われる」の同じ音でできているんだなあ。