クジラの泳ぐ洗面台


店舗改装の最後に残っていたのは、トイレ前の手洗いボールの設置でした。ツクルテ工房に依頼したのが遅くなり、窯の順番が後になってしまったためです。それでも特急で作っていただき、待望の据え付けとなりました。

常陸太田市のこのあたりは「鯨ヶ丘」と昔から呼ばれていたそうです。周囲に広がる田園の中に旧市街地がぽっこりと丘を形成していて、その遠景が大海原に浮かぶ鯨のように見えたからだと言われています。市街地にある伝統の小学校校歌にも「♪くじらがおかに〜」という歌詞が入っているそうで、この商店会もシンボルは鯨です。

ツクルテ工房の作家さんも、そのようないわれをどこかに取り入れようと、こんな感じに作ってくださったようです。大きなしっぽが青海波の合間にのぞいています。

この投稿へのコメント

  1. sakura said on 2008年4月14日 at 9:50 PM

    はじめまして。以前satoko先生の陶芸教室にいっておりました。先生らしい手洗いのボールですね。なんかうっとりです。昔からの言い伝え?伝統?が引き継がれていくのはとってもいいですよね!

    satoko先生の出産後、茨城県を訪問するつもりです。その時にそちらにお邪魔できる日を楽しみにしているのです♪

  2. salt said on 2008年4月14日 at 10:07 PM

    手洗いがあるのが、トイレの前(当たり前ですが)なので、なかなかお店にきていただいた皆様にみていただけないのが残念です。

    根本さんご夫妻の「ツクルテ工房」、結+1記念すべき第1回企画展でご紹介する予定です。5月下旬予定ですので、先生は出産間近!お体に気をつけながら作陶に励んでいらっしゃるはずです。そちらも是非お出かけください。

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