ぶどうフェス~コミュニティカフェとしての関わりから(堅いタイトル・汗)

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8月31日から「ぶどうフェス」が始まります。常陸太田の農業者の方達が心を込めて生産してくれた農産物を市内のシェフやパティシエたちが、おいしい料理に作り上げて提供するという、今年初めての取り組みです。第1回目の農産物は今がまさに旬の「ぶどう」です。

常陸太田と聞くと「巨峰」を思い浮かべる方が多いと思いますが、スタッフSは巨峰よりヨーロッパ系のぶどうが大好き!しかも市内のぶどう園ではほんとうにいろいろなぶどうが栽培されており、よりどりみどりで味わうことができるんですよ~♪

シャインマスカット、カッタクルガン、甲斐路、常陸青龍、天山、天秀、マニキュアフィンガー・・・覚えきれないほどのおいしい思い出(笑)カフェでもフェスに参加させていただくことになり、試作品つくりに頭を悩ましました。というのは・・・。

カフェは、通常のお茶をできるスペースとしてオープン・・・したわけではないのです、実は。話せば長いことながら・・・。今から○十年ほど昔のことになりました(汗)常陸太田に仕事や結婚で移住してきた私たち、お友達もいない初めての地域で子育てをするのは本当に不安でした。当時は「公園デビュー」なんて言葉もまだ一般化してなかったように思います。

ママ友ができて、子育ての愚痴や悩みを共有してくれる人が増えてきて、常陸太田がだんだんにわかってくる、そういう時間を過ごしてきました。長い時間の中で、仲間と呼べる友人ができて、その仲間達と「今現在子育て中」のママさん達のサポートができる場所が欲しい、そういう願いからカフェを立ち上げたのです。

ですので、名前も必ず「コミュニティカフェ」と自称していまして、お茶やランチをいただいてゆっくりしていただくことはもちろん、人のつながりが生まれる場所になって欲しいという願いを名前とともに忘れないように唱えています。

ということで、プロの料理人でもパティシエでもない私が、大事につくりつづけてきた農産物をスイーツに加工しておすすめするということが、なんとも面はゆく大それたように思えてしまったんですね。カフェで提供しているスイーツやランチは、ケーキ店に勤務していたけど今は退職した人とか、ケーキ作りを趣味で長年習って来た方などがつくっているもので、「プロ」ではなくとも胸を張って「おいしいです」ってすすめられるものではあります。家庭の味を守ってきた主婦ならではの、「安心できる材料」しか使ってない、ということもおすすめのポイントではあります。

ですが、ですが・・・。このような大きなフェスに参加となると、どういうスタンスでぶどうのスイーツを作ってご紹介したらいいものか、自分の中で納得できるポイントを探す、ということに、試作品としての「もの」を作ること以上に悩みました。

ご紹介したスイーツを召し上がってくださったお客様が「あ!これを自分の家でも作ってみたい!」と思えるようなものを作ろう!お茶によっていただいた帰りに、ちょっと足を伸ばしてぶどうを買っていき、ご自宅でお子さんやご家族に作ってもらえるようなスイーツを作ろう、それがコミュニティカフェって言っている私たちの「常陸太田の農産物」との関わり方としてベストマッチじゃないかな、と。

で、できあがったスイーツのようなドリンクのようなものがこちらです!!!!
 

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実は名前がまだ決まってないんです(泣)何かいい名前ないかなぁ~(汗)

31日から9月13日まで(フェスは16日まで)の提供となります。お楽しみに!

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