竹籠つくりワークショップ参加者募集
茨城県行方市で活動なさっている竹細工職人、勢司恵美(せいしえみ)さんをお招きして
竹で花かごをつくるワークショップ開催を計画しております。
この開催に至り、なかなか長い物語がございまして…(ほんと長くなります)
常陸太田市のお土産として有名な「ちまき」ご存知でしたか?市内でちまきといえばここというのがなべやさん。その昔は町役場だったという趣のある建物、古くからの町の和菓子屋さんです。リンク先の写真の上の方にある竹籠、これが物語のはじまりでした。
数年前まで、なべやさんで粽をお使い物で購入すると、天井につるしてある竹籠にいれ、かごの先の竹をぐるっと輪にして持ち手に結び、かごの部分に包み紙を回していれてくれました。伝統のつくりだそうで、今でいうショッピングバックの始まりとでもいいましょうか。
このかごは、市内の農家の方が、ご自宅の竹を使って作ってくださっていたのだそうですが、その方がもう作れなくなり、この愛らしい・アイデアあふれるショッピングバックは、なくなってしまいました。(涙)お店に伺うと、天井にいつも飾ってあったかごも、見られなくなってしまったんです。
月日は流れ…(なんか昔々のものがたりのようですね)、知人が竹籠作りを習いにいっていると聞きました。習っている先生は、大御所のおじいさん先生のところに長く修行をしてきた若い女性だそうで。ある日、知人がならっている習作をたくさんプレゼントしてくれました。そのプレゼントを見ながら、?!とひらめきました。
もしかして、なべやさんの竹籠をつくれないかな?と知人に聞いてみました。練習と思って作ってもらえると嬉しい、とのお願いに、二つ返事でOKとなり、見本のかごをお渡しして待つことしばし。
出来上がってきたのは、そうそれ!あの懐かしのかごでした。で、ここでこのまま知人に作ってもらえれば問題解決だったんですが、ここからまたひと山ふた山あるんです。(は~は~、息切れ&途中略)
竹籠はあめても、材料の竹が知人には手に入らない。知人は、普通の住宅に住んでいるので、裏山に竹藪があるわけではなく、かごのオーダーが来た時、すぐ対応できない…。ならば、先生に仕事の合間に作っていただけないか、と厚かましくも問い合わせしてみました。やはり、難しいとのこと。先生はなべやさんの竹籠のような生活の中にある竹の道具を残したいとの思いがありこの道に進まれたのだそうですが、竹籠を作って生活を成り立たせることが一方にあり、そのバランスがとても難しいと…。(勢司さんのブログにもそのことが描かれています)
で、結果竹籠つくりのワークショップを常陸太田で開催し、竹籠編める人を増やす←竹の利用促進にもなる←→空いてる時間で鍋屋さんの竹籠を作ってもらう(もちろん有料です)ということになりました。(矢印の向きにご注意くださいね~)
竹籠作ってみたい人いますか?って周りに聞いてみたところ「やってみたかった」という声多く、開催に向けてさらに声掛けしますが、ワークショップというよりも「教室」に近い進め方になると思います。1回で覚えられるわけないですから。
なので、単発のワークショップとしてのご参加もOKですが、できれば継続して参加していただき竹細工を覚えようと思ってくださる方にぜひ参加していただきたいと思っています。ですので変則の募集になりますが、参加ご希望の方がある程度集まったところで、その方たちの日程をすり合わせ先生をお招きする形をとりたいと思います。
11月以降の開催を予定していますので、参加してみたいという方いらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせください。こちらのブログのコメントへの書き込みでも結構です。お待ちしております。
ワークショップ(1回目の内容)
四海波花かご(冒頭の写真のかご)
開催場所 カフェ2階
開催日 平日午前(約2時間、10時~12時くらい)
参加費 4000円程度(お茶、お菓子つき)
募集人数 10名程度
持ち物 特になし
この投稿へのコメント
この間、ラボさんのワークショップで、ちらっと、竹籠の事を聞き、気になっていました。
ぜひ参加したいと思いますので
よろしくお願いいたします。
添田様
お申し込みありがとうございます!よろしくお願いいたします。メンバーが確定しましたらご連絡を差し上げますので、メルアドを以下のアドレスにご連絡いただけますようお願いいたします。フェイスブックなさっていらっしゃるのでしたら、そちらでお友達申請させていただきますが、いかがでしょうか?
siobarak★green.ocn.ne.jp (★を@に変えてご連絡お願いいたします)
是非、参加させて頂きたいです。
山田様
こんにちは!いつもありがとうございます。メンバーが確定いたしましたら日程のお問い合わせを差し上げますので宜しくお願い致します。今後はフェイスブックメッセージにてご連絡差し上げます。よろしくお願いいたします。