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風の名前

蓼風(りょうふう)「蓼」はタデという草の名前の他に、

「苦い・苦しい・多い」の意味がある。

タデの花穂は秋の季語。野原のタデの花の群落を

そよがす秋風の意味。

犬タデはご存じ「赤マンマ」

神渡し(かみわたし)陰暦10月、神無月に吹く西風で

「神立風(かみたつかぜ)」とも言われ、

出雲大社に出かける神々を送り出す風。

その往来には必ず風を伴うと言われている。

香川県粟島ではその頃の北ないし北西の風。

冬の季語。「神の旅」「神送り」ともいう。

あるる物としれど たふとし 神送(上島鬼貫/かみしまおにつら)

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