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雨の名前

御降り(おさがり)

元旦、又は三が日の間に降る雨や雪のこと。

新年早々に降るこの雨は農家にとっては

その年の豊穣につながるありがたいものであった。

「富正月」ともいう。

鬼洗い(おにあらい)

大晦日に降る雨のことで「鬼やらい」=「追儺(ついな・節分のこと)」に

あやかっているものと思われる。

どうして、新年や大晦日の雨のことを今頃紹介?とお思いでしょうか。

旧暦では新年は立春の日、立春の一日前が大晦日でしたから

2月3日の節分が大晦日、2月4日から春・新しい歳が始まったのです。

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