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雨の名前? 半夏雨(はんげあめ)
夏至から11日目、陰暦5月26日の「半夏生」のころにふる大雨の事。
この日は毒気が降るので、青菜を食べるのを控えたり
前夜に屋外の井戸を覆ったり、虫が生じるので
この日以降は竹の子を食べない等の俗習が各地にある。
長崎県壱岐島では「はげあめ」と言う。
「半夏のはげ上がり」と言うことわざがあり、
このころは大雨が降ってもすぐに晴れ上がったりすることをいう。
この大雨による洪水を「半夏水(はんげみず)」と呼ぶ。
汲まぬ井を 娘のぞくな 半夏生 (江戸時代の俳句)
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