奥久慈うるしと壱木呂の会展

奥久慈うるしと壱木呂の会展

現在、奥久慈うるしの生産地として常陸大宮市(旧山方町)・大子町が知られていますが、常陸太田市も旧水府村などは古くからの産地でありましたが、漆文化の継承は途絶えた状態にあります。この3月、奥久慈うるしの生産地を広げるべく常陸太田市内において植樹祭が行われたことをきっかけに、産地でありながら触れることの少ない、伝統技法と芸術性を備えた漆芸作家の奥久慈うるしを使った作品の展示を行います。

【会期】2015年 9月12日(土)~23日(水・祝)
午前9時~午後5時(入館時間 午後4時30分)
月曜休館・祝日の場合は開館

【会場】郷土資料館「梅津会館」
〒313-0055茨城県常陸太田市西二町2186

【講演とワークショップ】
9月13日(日)
午後1時より:漆芸家 佐藤達夫氏と野口洋子氏による「作品解説」
午後2時より:国立歴史民俗博物館准教授・工藤雄一郎氏による 講演「漆を使いこなした縄文人」

9月20日(日)
午後1時より:漆芸家 小倉永真氏による「漆(蒔絵と螺鈿)のワークショップ」

9月22日(火・祝)
午後1時より:対談「地元作家と奥久慈漆」(奥久慈うるし振興会会長 菊池三千春氏・奥久慈漆生産組合長 神長正則氏・漆掻き職人 岡慶一氏・漆芸家 菊池麦彦氏)