カフェ看板~雨の名前17

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雨の名前 17

甘雨(かんう)

草木に柔らかく降り注ぐ烟るような春の雨。始まった農作業の段取りに合わせるように降る雨は、穀物ばかりでなく草花にも降り注ぎ、その成長を助ける。古来、春の雨景色にはゆったりとした甘さがある。「春の雨は花の親」という言葉もある。「膏雨」「慈雨」「上雨」も同意。「甘霖」は長く降る甘雨。

蛙目隠(かえるめかくし)

新潟県に伝わる言葉。春、農作業が始まる頃に降る雨。目隠し何するものぞ、雨に起こされて、蛙のオーケストラももうすぐです。

 

 

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