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カフェ看板~雨の名前17

雨の名前 17 甘雨(かんう) 草木に柔らかく降り注ぐ烟るような春の雨。始まった農作業の段取りに合わせるように降る雨は、穀物ばかりでなく草花にも降り注ぎ、その成長を助ける。古来、春の雨景色にはゆったりとした甘さがある。「 […]

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カフェ看板〜べっとう

風の名前⑯〜べっとう 東日本の太平洋岸で吹く北寄りの強風。   この地方で台風時に吹く南寄りの風は「いなさ」と呼ばれるが 「べっとう」はその返しの北寄りの暴風雨で「いなさ返し」の性格を持つ。 ある歌人は季語につ […]

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cafe看板〜貝寄風

貝寄風(かいよせ) 「貝寄」とも書く。大阪・四天王寺の精霊会(しょうりょうえ)(陰暦2月22日だったが、現在は4月22日に行われる)に供える造花の材料である貝殻を、難波の浦に吹き寄せる風という。貝は龍神から聖徳太子への捧 […]

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cafe看板

刻(とき)のお話〜億劫(おっくう)の語源 「億劫」も刹那(せつな)と同じ仏教語で非常に長い時間を言います。 億劫の「億」は古代インドで最長の時間の単位です。 「一劫」の長さは、100年に一度天女が高い岩山に舞い降り 羽衣 […]

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暦のお話に密接な関係がある、時・刻のお話を・・・。 刹那>>>>> 仏教の言葉で、その長さは? 指をひとはじきする間を弾指といい、1弾指は65刹那と 言われています。刹那は漢字文化圏では 数の単位としても用いられています […]

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落語「ときそば」暦のお話(番街編) ******************* 客「おやじ、そばはいくらだい?」 そばや「へいっ、16文で」 客「ぜにはこまかいよ、手を出しな」 そばや「ありがとうございます」と手の平をだすと […]

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暦のお話〜番外編 年齢の予備なのいろいろ 年    呼び名   読み方     意味70    古稀     こき   TOHOの曲江詩の有名な一節から 70    従心    じゅうしん 孔子が心の欲するままにし礼を踏 […]

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暦のお話〜番外編 年齢の呼び名のいろいろ 年齢  呼び名  読み方   意味30才  而立   じりつ   孔子が学問で而率できたと思った年齢 40才  強仕   きょうし  「強」は気力が強く分別のあることの意 40才 […]

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暦のお話〜番外編年齢の呼び名のいろいろ 2〜3才・・・孩提(がいてい)・・・子どもの笑いを孩(がい)」といい、                   抱かれて笑う子どもの様子から幼児をさす。 10才 ・・・幼(よう)・・・ […]

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暦のお話〜聖ってどんな人? 今は高徳の僧などを称する言葉ですが、昔は神通力のある人、仙人や神聖な霊力を使える人などの意で用いられていたそうです。 で、その語源は?「日知り」。 太陽を初めとする天体の運行・暦法に通じた人の […]