壁画制作中〜竜神峡(水府)〜

ただいま、竜神峡の竜神大吊橋を支えるコンクリートに対し、壁画制作を行っています。
約8m×10mの壁。
そもそも竜神峡自体が高いのに、そのさらに高いところでの作業。
初めて上ったときはちびりそうになりました。
今は慣れてへっちゃら。でも油断はしないようにしています。

下のように、壁と自分との間には単管が組んであります。
単管の隙間から絵を描いています。
この時の心情は、人工物の陰から森の精霊を覗き込む。

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壁画に描かれているのは、水府小学校の18人の子供たちが考えてくれた19体の「水府の精霊(キャラクター)」!
水府や常陸太田にまつわるモチーフが出てきます。

絵を描く行為は、4万年の「絵画」の歴史をなぞる行為でもあります。
洞窟画の時代にタイムスリップしたり、憑依する行為でもあります。
学部4年生の時に7メートル×7メートルのベニヤを床に敷いて絵を描いたときにそう感じました。
絵を描くという行為そのものの長い長い歴史の中を旅しているという感覚。

そう考えると、あらゆる身体的な動きは、大昔の人々の動きと繋がっていることに気付きます。
その繋がりを作り出す装置が「精神」なのでしょう。
精神世界というのは、時空を越えるエレベーターの役割を持っている。

私はいつも、シャーマンのような気持ちで絵を描いています。
そしてチベット僧の「砂曼荼羅」修行のように、祈りを込めて絵を描きます。


今回の壁画では、子供たちの考えたキャラクターを描く行為を通して、子供たち自身がこのキャラクターを描いた時の気持ちを感じます。
誰かの線を「なぞる」ことって、とてもとても精神的な部分に響く行為なんです。
私は子供たちの心に寄り添うことができて、このキャラクターを生み出す瞬間に立ち会えているような気持ちになれて、とってもワクワクするのです。
同時に癒されています。子供の線をなぞるのは、楽しいですよ!

まだ描いてる途中でございます。
完成したらまた更新します!

では、竜神大吊橋よりも高い位置から見た絶景をどうぞ。

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ちなみにこれは、なぞの「コンニンク玉」です。
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