渡部智穂 アーティスト・イン・図工の時間
こどものおえかき教室@かなさごう児童クラブ(第2回目)
第2回目の日でした。
前回の続きを行う子達。
新たな名画【ゴッホ作:ひまわり】に取り組む子。
とても真剣です!
「できましたー!」と見せに来てくれ、
少しだけアドバイスをして、
また「できましたー!」と見せに来てくれる…
そんなやり取りを2、3回繰り返して、
フェルメールの真珠の耳飾りの少女が
どんどん完成していきました。
みんながどんどん作業を終わりにしていく中、
彼は、
アドバイスがあるなら全部聞きたい!と言うので、
タイムリミットの“お迎え”が来るまで、
見本の絵を見ながら、
細かい所まで2人で確認しながら見ていきました。
「まだ、終れない!」と言うので
次回もフェルメールに取り組むことになりました!!!!!
納得するまで続きます。
こどものおえかき教室 始まりました!
おえかき教室が始まりました。
月1~2回の、のんびりした教室です。
教室は自由参加で
参加するか、しないかは
子供たちがそれぞれ決めます。
なので、
この教室のお約束は、
「自分でやると決めたのだから、なにがなんでも
あきらめない!投げ出さない!」です(笑)
はじめのうちは何度か、
おまじないのように
この言葉を唱えましたが、
次第に集中していき、
長い子で、トイレを忘れて2時間びっちり集中していました。
今回模写用に用意したのは、
フェルメール
ピカソ
フリーダ・カーロ
フェルナン・レジェ
の作品ですが、
全員がフェルメールを選びました。
輪郭の細かな表現を丁寧に追っている子や、
肌の表情を色を手掛かりに描いている子など、
それぞれがそれぞれのフェルメールを描いていました。
描いてみると、実物が観たくなるようでした!
是非、機会があれば
見に行って欲しいです!!!
真剣に見比べています!
ピニャータ作りでは集中できなかった子が
この模写という作業では、驚く位に集中し、
楽しいと呟きながら取り組んでいる姿を見て、
選択肢が多いことの大切さを感じました。
このお絵描き教室がなかったら、
私は、この子の集中力や良い目を持っていることに気が付けなかったし、
アート的なことはあまり好きじゃないのかな~…と勘違いするところでした。
早く仕上げたいから、
今月もう一回来て欲しいな~というので、
再来週の教室を約束してきました。
②ウェルカム ピニャータ ワークショップ(計画をたてる・前編)
①ウェルカム ピニャータ ワークショップ(準備編)は
こちらから
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3月4日(金)
くんど児童クラブにて、
ピニャータ勉強会を行いました。
ピニャータという異国の文化に触れるので、
今回はその文化や国について勉強するところから、
始めました!
ピニャータについて特集された
メキシコのニュース番組を簡単な通訳を交えつつ見たり、
世界地図を広げ、メキシコの場所を確認したり、
どのように、ピニャータがメキシコへやってきたか、
地図上を旅してみたりしました。
いっきにメキシコへの興味が湧いた
みんなからの質問で、
私が住んでいた町(GuanajatoとZacatecas)の写真や映像を見て、
日本や常陸太田市との違いについて、
それぞれの意見を、ぺちゃくちゃするところまで発展しました。
そして、春休みに行う
「ウェルカム ピニャータ ワークショップ」について
みんなに提案をしました。
何かを祝ったり、
誰かとの楽しい時間を盛り上げる為に
使われるピニャータ。
今回は、
4月に入学してくる新一年生の為に作り、
新しい友達を歓迎する為に、ピニャータ割をおこなうというものです。
そして、今回一番のハードルは、
制作はグループでの協働制作としたことです。
春休みの制作本番に向け、
各グループが大きな模造紙一枚を囲み、
話し合って、
どのようなピニャータにするか作戦を練ります。
いつもの楽しい楽しい楽しいだけのワークショップから、
いっきにレベルUPです!!!