第1回アートミーティング in 常陸太田(前編)

1月26日(日)、第1回アートミーティングin常陸太田を開催しました。
会場は、アトリエにもなっている旧郡戸幼稚園(金砂郷地区)。
想像以上に市内外からたくさんの方にお越しいただき、すばらしい時間をすごせました。
アートミーティングってなに?にもすこーし触れながら、前後編でおとどけします。

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アートってなに?現代芸術ってなに?絵画じゃないの?
彫刻じゃないの?作品って、アーティストって、なんなの???

そんな疑問に日々答えながら生活しているのですが、
そもそも、水のように、すくっても指の間からとおりぬけ
無色透明でほんの少し何かの力が加わると色を変え、味を変え、
ちょっと目を離したすきに気体にも固体にも変わっていく現代芸術。

なかなか地域の皆さんにも全てをお伝えすることは難しい。
ということで、町内会や会社の会議のように、アート会議しちゃおう!
と真夜中にひらめいたのでした。

現代芸術会議、アート会議じゃ堅苦しい・・・というご意見多数で
この会議的イベントは、「アートミーティング in 常陸太田」に決定。

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【会議】(かいぎ、英: meeting:ミーティング)
関係者が集まって相談をし、意思決定をすることである。
またはその集合のこと。会議を行うために設けられた部屋を会議室という。

会議は、組織において最も重要な人間と人間との間の意思を伝達する手段である。特に民主主義を標榜する集団に於いては、議決機関は常に会議の形を取り、多数で相談の上で決定する。ただし、現実的に独裁的的な場合には、形式だけの会議が行われて提出された動議がただただ承認される、ということもある。

会議は、組織において非常に一般的かつ普及したものであるが、組織の多数の者は、会議があることを当然に思っているので、会議が適切な計画と実行に結びつかない限り、会議そのものが貴重な資源の著しい浪費になりうることを忘れてしまっている。

このような会議が持つ重要性に照らして、会議を考案するファシリテーターという専門職が近年登場した。

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とウィキペディアにはあります。
上記の中でアートミーティングにつながりそうなキーワードは
「集合」「人間と人間の意思を伝達する手段」「ファシリテーター」
というところでしょうか。

会議と言っても、皆で机に座ってひとつの指標を決めたり、
何か目的に向って意見を言い合うだけではありません。言語化できないアートを
ゲストアーティストのワークショップなどをとおして体感し、
じわりじわりとアート的感覚が芽生え、地域の皆さんのアートに対する
視点や解釈の自由さと寛容性を高める時間になればいいと思っています。

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アートミーティングでは、移住アーティストにこだわらず
全国各地から、地域の方々の脳みそをパーーン!として新しい感覚を
呼び起こしてくれるようなアーティストをゲストとしてお呼びします。
アートミーティングを続けることで、このゲストアーティストが
地元のおじいちゃんやおばあちゃんになっていくことも目標のひとつ。

長くなりましたが・・・・・
第1回アートミーティングのゲストはアーティストの佐藤悠しかいない!!!
と夜中に即電話し、即スケジュール確保。
そして開催へとつながったのでした。

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佐藤 悠(sato yu)プロフィール

一見何も無いところから、誰かが関わる事で表現が紡がれてゆく現場を作っています。
Webサイト:http://yusatoweb.wix.com/yusato

1985 三重県生まれ
2011 東京芸術大学先端芸術表現科修了 現在同博士課程在籍
主な展覧会、参加企画等
2009「六本木アートナイト」出展(ホテルアイビス/六本木)
2012「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」出品(十日町市/新潟)
2012「黄金町バザール2012」参加(黄金町/横浜市)
2013「東京インプログレス リバーサイドツアー」参加(隅田川/東京都)

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なんで佐藤悠?も含め、
佐藤悠×常陸太田は後編で。

 

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