ミヤタユキ Blog

里山サニサンまつり2014

竜神峡のこいのぼりまつりで皆を楽しませた後、
傷んでしまったコイノボリ達は処分されてしまう。
色落ちしたり、シッポがボロボロだったり・・・
そんなコイノボリを頭からシッポまでアートしよう!
と始まった『水府コイノボリプロジェクト』

6月14日に 里山ホテル  ときわ路 で開催された
「里山サニサンまつり2014」で、
コイノボリエコバックワークショップをやらせていただきました。

サニサンの求心力・・・
本当に素晴らしいイベントでした。最高!!!

テニスコートブースにて、
ハサミとボンドとコイノボリさえあればできる!
コイノボリエコバックワークショップスタート!

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めっちゃおもしろかった!サニサンまつり!
多いかなと思ったエコバックも、全部なくなりました。
たくさんの子どもやオトナが、自由に楽しそうに
コイノボリをさばいていました!!盛り上がったなぁ
ずっと盛況で、最後の10分しか見て回れなかったのが残念。。。

スキをみて、私も作ってみた。
そして、最後の10分でお目当ての作家さん、
友常みゆきさんの真鍮ブローチと武藤比呂子さんの作品を購入!

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 それにしてもヒタチオオタ、アツいです!!!最高◎

第1回アートミーティング in 常陸太田(後編)

第1回アートミーティング in 常陸太田(今の常陸太田AIR)に必要なのは、
地域の皆さんにアートプロジェクトってなんなのか。ってことや
アートって平面とか立体とかだけじゃない。ってことを伝えることだと思った。

なんでもアートって言うけど、本当はアートってとてもシビアに選別されたもののひとつで。
でもそんな選別され分化された中でも、やはり宇宙くらい大きくて自由で、なんでもアートになり得る。
人が息をしたり歩いたりするように、やり方も感覚も生まれた時に本能として備わっているんだけど
生活をしていく中で、なんとなく薄れていってしまう真の創造性としての芸術的感覚。
創造することは、絵を描くこと、目に見える触れるモノをつくりあげるコトだけじゃない。
関わることのなかった誰かと誰かを空間でつなげること、その誰かと誰かが創造性をもって行動すること。
その瞬間をみた他の誰かが、その空間に新たな創造性を持って入り込もうとすること。それが連鎖していくこと。
コミュニケーションや日常がアートそのものにもなる。

他者に創造的影響を与えること。芸術家がいることで、創造力が水の波紋のように広がること。
個々が想像し創造することで、地域のすべてのアクションにおいて選択肢が広がること。
私は、それが、地域に暮らす芸術家(アーティスト)の役割だと思っている。

で、そのプロセスがまるごと芸術になり得るのだと思う。





そして、そんなことを地域の人にじわじわと
感覚的に理解してもらいたい!と、佐藤悠をゲストに「いちまいばなし」をしてもらった。

「いちまいばなし」は、その場にいる人その空間にしかできない物語を
その場に立ち会う1人1人がつくりあげていくワークショップ。
まさに、アートプロジェクトをつくりあげるプロセスそのものが30分で体験できる!

談論する場。そんな場所をゆるやかにつくり出してくれるのが佐藤悠の「いちまいばなし」だ。
アートミーティングでは、定員30人×3回の「いちまいばなし」を行った。
地元の方、市内外の方、いろんな世代や職業の方が集まってくれた。
現代芸術に慣れ親しんでいない地域の方が、アーティストと共に物語(アートプロジェクト)を
創っていく感覚、様々な感覚と立場の市民が自己の個性を出しながらも、ひとつの
未だ見ぬ結末に向って進んでいく過程と、いくら無茶苦茶であっても何かしらに辿り着く、
無用なできごとが大きな何かに変わる、何かを成し遂げた、一体感と高揚感を体感することができた。

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現代アートなんてわけわかんねぇな!と言っていた近所のおじいちゃんおばあちゃんが、
帰り際には、「これもアートか!みんな違うことを考えていても面白いコトができるもんだな。」
とか「この場所自体がアートなんだな!」とかといっていたのが印象的で嬉しかったなぁ。

「いちまいばなし」の詳細まで書くと、読んでもらえないほど
支離滅裂な長文になりそうなので・・・

「いちまいばなし」のコンセプトや深い話については、
こちらを読んでみてください。本当にいいこと言うなぁ悠くん!!
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会場の旧郡戸幼稚園体育館には、大子のダンボールアーティスト、ヤマダヨシカズさんの
巨大な作品も出現!!子どもも大人も大はしゃぎでした。

アートミーティング、次回をお楽しみに◎

第1回アートミーティング in 常陸太田(前編)

1月26日(日)、第1回アートミーティングin常陸太田を開催しました。
会場は、アトリエにもなっている旧郡戸幼稚園(金砂郷地区)。
想像以上に市内外からたくさんの方にお越しいただき、すばらしい時間をすごせました。
アートミーティングってなに?にもすこーし触れながら、前後編でおとどけします。

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アートってなに?現代芸術ってなに?絵画じゃないの?
彫刻じゃないの?作品って、アーティストって、なんなの???

そんな疑問に日々答えながら生活しているのですが、
そもそも、水のように、すくっても指の間からとおりぬけ
無色透明でほんの少し何かの力が加わると色を変え、味を変え、
ちょっと目を離したすきに気体にも固体にも変わっていく現代芸術。

なかなか地域の皆さんにも全てをお伝えすることは難しい。
ということで、町内会や会社の会議のように、アート会議しちゃおう!
と真夜中にひらめいたのでした。

現代芸術会議、アート会議じゃ堅苦しい・・・というご意見多数で
この会議的イベントは、「アートミーティング in 常陸太田」に決定。

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【会議】(かいぎ、英: meeting:ミーティング)
関係者が集まって相談をし、意思決定をすることである。
またはその集合のこと。会議を行うために設けられた部屋を会議室という。

会議は、組織において最も重要な人間と人間との間の意思を伝達する手段である。特に民主主義を標榜する集団に於いては、議決機関は常に会議の形を取り、多数で相談の上で決定する。ただし、現実的に独裁的的な場合には、形式だけの会議が行われて提出された動議がただただ承認される、ということもある。

会議は、組織において非常に一般的かつ普及したものであるが、組織の多数の者は、会議があることを当然に思っているので、会議が適切な計画と実行に結びつかない限り、会議そのものが貴重な資源の著しい浪費になりうることを忘れてしまっている。

このような会議が持つ重要性に照らして、会議を考案するファシリテーターという専門職が近年登場した。

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とウィキペディアにはあります。
上記の中でアートミーティングにつながりそうなキーワードは
「集合」「人間と人間の意思を伝達する手段」「ファシリテーター」
というところでしょうか。

会議と言っても、皆で机に座ってひとつの指標を決めたり、
何か目的に向って意見を言い合うだけではありません。言語化できないアートを
ゲストアーティストのワークショップなどをとおして体感し、
じわりじわりとアート的感覚が芽生え、地域の皆さんのアートに対する
視点や解釈の自由さと寛容性を高める時間になればいいと思っています。

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アートミーティングでは、移住アーティストにこだわらず
全国各地から、地域の方々の脳みそをパーーン!として新しい感覚を
呼び起こしてくれるようなアーティストをゲストとしてお呼びします。
アートミーティングを続けることで、このゲストアーティストが
地元のおじいちゃんやおばあちゃんになっていくことも目標のひとつ。

長くなりましたが・・・・・
第1回アートミーティングのゲストはアーティストの佐藤悠しかいない!!!
と夜中に即電話し、即スケジュール確保。
そして開催へとつながったのでした。

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佐藤 悠(sato yu)プロフィール

一見何も無いところから、誰かが関わる事で表現が紡がれてゆく現場を作っています。
Webサイト:http://yusatoweb.wix.com/yusato

1985 三重県生まれ
2011 東京芸術大学先端芸術表現科修了 現在同博士課程在籍
主な展覧会、参加企画等
2009「六本木アートナイト」出展(ホテルアイビス/六本木)
2012「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」出品(十日町市/新潟)
2012「黄金町バザール2012」参加(黄金町/横浜市)
2013「東京インプログレス リバーサイドツアー」参加(隅田川/東京都)

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なんで佐藤悠?も含め、
佐藤悠×常陸太田は後編で。

 

莇平(アザミヒラ)集落、小正月

日比野克彦先生が2003年よりアートプロジェクトを展開している
新潟県十日町市莇平(アザミヒラ)集落の小正月にいってきた。

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明後日朝顔プロジェクトからはじまり、生活にアートがどんどんと流れこみ
じわじわとしみ込んで、10年経った今では日々の営みや神聖な儀式となっている。
莇平という地を感じるために、莇平の人々に会うために。
毎年多くの若者や芸術家たちがやってくる。
アートがなければ関わることさえなかった人達。

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親戚よりも親戚のようにはしゃぎまくる。

莇平の人達はアートを想い、アーティスト達は地域を想う。
もはや、莇平にアートなんて存在しないのかもしれない。
それくらい、自然のモノになっている。生きる芸術をみた。

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とりあえず、私もはしゃぎすぎて、全身筋肉痛で声ガラガラ

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
元旦の常陸太田、快晴でぽかぽか陽気です◎

今日は朝から、町内の新年会に参加させていただきました!
(盛り上がりすぎて、写真撮れず…)
たくさんの地域の方が、「さーっぱりわかんね!」と言いながらも、私達を受け入れてくれます。
芸術を地域に活かそうと真剣に考えてくれています。
本当に心から感謝しています。

今年もがんばります。
みなさま、よろしくお願いいたします。

画像は、近所にあるお気に入りの公園。

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ミヤタユキです

はじめまして。ミヤタユキです。
常陸太田アーティスト・イン・レジデンスのアーティストとして
水府地区に移住し、活動をはじめました。

ドローイングやインスタレーション、
日常や生活で変化するコミュニケーションや
人と人とが関わり合うプロセスそのものを表現媒体としています。

1985年茨城県水戸市生まれ。
多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース卒業後
森美術館ミュージアムショップに勤務。
震災後に、茨城県観光事業(いばらき旅のストーリー
のディレクターとしてイバラキに戻ってきました。

そして現在は、東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻 日比野克彦研究室 に所属。
これからの新しいアートの在り方について、研究しています。
地域に浸透し、地域の土から、その土地から、独自の方法とアクションで
文化芸術的活動や感覚が多発的に発生し、根付いていくことを目標にがんばります。

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早速ですが、今日は、常陸太田市役所
アーティストインレジデンス担当職員の誕生日!!ということで…
アーティストの林友深&ミヤタユキでコラボ絵画をプレゼントしました〜

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Iさん、いつも本当にお世話になってます!